行列回避の狙い目と裏メニュー!神田まつやで嗜む老舗江戸前蕎麦
効率化や大量生産が進む外食市場において、この店はあくまで手仕事にこだわる。暖簾を守る六代目当主の小高孝太氏は、伝統の技と味を継承しながら、時代の変化にしなやかに対応してきた。職人たちが早朝から打ち上げる蕎麦は、茨城県産や北海道産の厳選した蕎麦粉を使用し、外二(粉10に対して繋ぎ2)の絶妙な配合で打たれる。
角がしっかりと立った麺は、力強いコシと豊かな風味が特徴だ。甘さを抑えたキレのある濃いめのつゆにサッと潜らせて啜れば、鼻腔を抜ける芳醇な香りが口いっぱいに広がる。手打ちそばならではの喉越しは、職人の熟練した技術の賜物だ。