星由里子の死因の真相とは?若大将マドンナの結婚歴と壮絶な晩年を徹底解説
1990年、星さんは京都で会社を経営する清水欣也氏と3度目の結婚を果たしました。これを機に生活拠点を京都へと移します。伝統と文化が息づく街で、星さんは朝市で季節の京野菜を選び、四季折々の寺社を散策しながら、丁寧な暮らしを慈しみました。女優業を完全に引退するのではなく、京都を舞台にしたサスペンスドラマやNHK大河ドラマ『篤姫』での村岡役など、年齢を重ねたからこそ出せる円熟味と重厚な品格で視聴者を魅了し続けました。
しかし、最期はあまりにも突然訪れました。2018年5月16日、星由里子さんは京都市内の病院で息を引き取りました。死因は肺がん、享年74でした。
所属事務所である東宝芸能および親族の発表によると、亡くなる直前まで体調の異変を感じさせず、精力的に仕事をこなしていたといいます。同年4月下旬に呼吸の苦しさを訴えて受診したところ、肺に病変が見つかり、即座に入院。検査の結果、進行の早い肺がんと判明し、診断からわずか半月余りという驚くべき早さで旅立ってしまいました。
遺作となったのは、翌2019年に公開された映画『ばあばは、だいじょうぶ』(鈴木勝平監督)。認知症を患い、少しずつ記憶を失っていく優しい祖母という極めて難易度の高い役どころを、一切の虚飾を排した魂の演技で演じ切りました。撮影現場で見せた真摯な姿勢と圧倒的な包容力は、共演者やスタッフの胸に深く刻まれています。病魔に蝕まれながらも最後まで表現者であり続けた姿勢は、まさに女優としての矜持でした。