緒形拳が最後まで隠し通した病気と死因の真相とは?息子たちの現在も徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
緒形拳が残した映像作品は、いずれも日本エンターテインメント史の転換点となる記念碑的な傑作ばかりです。初期の新国劇仕込みの殺陣から、社会派ドラマ、狂気を孕んだアウトロー役、晩年の包容力あふれる人間ドラマまで、その演技の幅広さは他の追随を許しません。
公開・放送年作品名・役名主な受賞・社会的実績編集部の見解・評価1965年NHK大河ドラマ『太閤記』
(豊臣秀吉 役)当時27歳で大抜擢
最高視聴率39.7%を記録茶目っ気と野心を持つ全く新しい秀吉像を確立し、お茶の間の国民的スターへと飛躍した原点。1972年朝日放送『必殺仕掛人』
(藤枝梅安 役)「必殺シリーズ」の原点
平均視聴率20%超の社会現象表の鍼医者と裏の殺し屋の二面性を凄絶な色気とリアリズムで体現し、時代劇の構造を刷新。1979年映画『復讐するは我にあり』
(榎津巌 役)第3回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
キネマ旬報ベスト・テン1位冷酷無比な連続殺人犯の生々しい人間臭さを怪演。日本映画史に残るピカレスクの最高峰。1983年映画『楢山節考』
(辰平 役)第36回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
世界的な高評価厳しい自然環境のなか母を山に捨てる息子の葛藤を泥臭く演じ、世界にその演技力を証明。2008年フジテレビ『風のガーデン』
(白鳥貞三 役)遺作(放送中に逝去)
文化庁芸術祭大賞受賞自らの命の灯火と重ね合わせるように老医師を熱演。人生の終焉を見つめる至高の表現。
吉田 誠
インテリア&ライフスタイルコーディネーター
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