続・最後から二番目の恋』結末のその後は?キャストの現在と第3弾の真相
『続・最後から二番目の恋』の最終話(第11話)において、多くの視聴者が最も固唾をのんで見守ったのは、千明と和平の恋が「結婚」という形に結実するのかという一点でした。過去の恋愛の傷や将来への孤独を抱えながら、長倉家の朝食会や夜の晩酌を通じて距離を縮めてきた2人。物語終盤、千明に舞い込んだ副部長への昇進話や、和平の市役所での立場、そして長倉家の面々がそれぞれ自立へと踏み出す中で、2人の関係性にもひとつの答えが提示されます。
最終回あらすじの核心は、二人がいわゆる典型的な「ハッピーエンド(入籍や同居)」を選択しなかった点にあります。極楽寺の駅のホームやいつもの階段で交わされる2人の会話では、惹かれ合いながらも互いの生活リズムや価値観を尊重し、あえて「最後から二番目の恋」の状態を保ち続けることが選ばれました。千明が口にした「寂しくない大人なんていない。でも、だからこそ誰かと笑い合える」という趣旨の独白は、年齢を受け入れた大人だからこそ到達できた境地です。
当時の制作特番インタビューや対談において、主演の小泉今日子と中井貴一は「形にとらわれない男女の信頼関係を描き切ることこそが、このドラマの誠実さである」と語っています。互いに背中を預け合い、毒舌を交わしながらも相手の幸せを誰よりも願う。恋愛と友情、家族愛のすべての要素を内包した「特別な隣人」という着地点は、既存のトレンディドラマの枠組を大きく超えた結末として、今もなお高く評価されています。