ヤクザが恐れる「菱形」の正体とは?山口組代紋の由来と分裂抗争の現在

ヤクザが恐れる「菱形」の正体とは?山口組代紋の由来と分裂抗争の現在について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

長年にわたり一枚岩を誇っていた「菱形」の屋根の下で、最大の激震が走ったのが2015年8月の分裂劇でした。司忍(本名:篠田建市)六代目組長を中心とする「弘道会」主導の運営方針に対し、関西の名門組織である山健組や宅見組などの有力組織が反発し離脱。「神戸山口組」を結成したことで、1980年代の山一抗争以来となる大規模な対立構造が勃発しました。

この分裂劇において極めて象徴的だったのが、「どちらが真の山菱の正統後継者か」という代紋をめぐる意地の張り合いです。神戸山口組も結成当初は同じ山菱のマークを掲げたため、世間に大きな衝撃を与えました。

しかし、警察当局による「特定抗争指定暴力団」の指定や組事務所の使用制限、さらには離脱や引退の続出により、神戸山口組側は急速に勢力を減退。近年では池田組や絆會(旧・任侠山口組)といった分派も生まれ、情勢は混迷を極めました。

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