腰痛でやってはいけない運動とストレッチ!悪化する理由と正しい改善法
痛みを解消しようと取り組むトレーニングが、なぜか激痛の引き金になってしまう――この皮肉な現象の背景には、腰椎の構造(バイオメカニクス)を無視した負荷のかけ方があります。特に知っておくべきは、腰痛 腹筋運動 逆効果の真相です。
学校教育や一般的なフィットネスで親しまれてきた「仰向けから上体を完全に起こす腹筋運動(シットアップ)」は、股関節の腸腰筋を過剰に緊張させ、腰椎に対して数百キログラム相当の圧縮力と剪断力を加えます。腰椎が丸まった状態で強い圧力がかかると、骨と骨の間にある椎間板の髄核が後方へ押し出され、神経を直撃するリスクが跳ね上がります。これが、腰痛 悪化する筋トレ 理由の典型例です。
また、身体をほぐそうとして行われがちな腰痛 ねじるストレッチ 危険性も見過ごせません。腰椎(腰の骨)は構造上、回旋(ねじる動き)に対して約5度程度しか可動域がありません。本来回旋を担当すべき胸椎や股関節が硬い状態で無理に腰を雑巾のようにひねると、腰椎の椎間関節や靭帯に微小な断裂が生じ、炎症を再燃させてしまいます。
さらに、女性やデスクワーカーに多い反り腰 やってはいけない筋トレとして代表的なのが、うつ伏せから大きく背中を反らす「バックエクステンション」や、腰を反らせた状態で行うスクワットです。骨盤が前傾した状態で腰を反らすと、腰椎の後方要素である椎間関節同士が激しく衝突し、慢性的な炎症や分離症の悪化を招く結果となります。