浅草文化観光センター展望台が無料な理由と3つの絶景の魅力
浅草文化観光センターの建物を外から見上げると、まるで伝統的な日本家屋(平屋)が7層から8層にわたってランダムに積み重なったような独特のシルエットに気づきます。設計を手がけたのは、国立競技場などを設計した世界的建築家・隈研吾氏です。
隈氏は「平屋の積層」というコンセプトを掲げ、平屋と平屋の間にスギ材のルーバー(羽板)や設備スペースを斜めに差し込むことで、高層ビルでありながら下町のスケール感を損なわない建築を実現しました。外装に使われた縦格子状の木ルーバーは、日差しを適度に遮りながら内部にやわらかな木漏れ日を落とし、浅草の街並みにしっとりと馴染む陰影を生み出しています。
建物内部へ入ると、吹き抜けと傾斜した天井が連続し、フロアごとに異なる表情を見せるダイナミックな空間構成が広がります。建築ファンやデザイン関係者が建築巡礼の地として訪れるのも納得の完成度です。