「やったぞ発動したぞ」衝撃の裏側!吉良吉影が生んだ名セリフの全貌
問題のセリフが誕生したのは、『週刊少年ジャンプ』の歴史に深く刻まれた金字塔、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のクライマックスだ。集英社から刊行された原作コミックスにおいて、平和な街・杜王町に潜み、静かな生活を望みながら惨劇を重ねた殺人鬼・吉良吉影。彼が追い詰められた極限状態のなかで覚醒させた第三の能力こそが「バイツァ・ダスト(バイトサイダ 毒を食らう者)」である。
追いつめられた吉良が自らの正体を隠蔽し、時間を巻き戻す運命の力を手に入れた瞬間に叫んだのが、このセリフだ。平然と日常を装い続けた男が魅せた、一瞬の破滅的な歓喜。バトル・ファンタジーというジャンルの常識を覆すサスペンスフルな展開は、読者の脳裏に強烈なトラウマと圧倒的なカタルシスを焼き付けた。