バスケットボール男子日本代表はなぜ覚醒?パリから2年の衝撃進化を徹底解説
コートを広く使い、ボールを瞬時に動かし、オープンになれば迷わず放つ。5アウトオフェンスを愚直なまでに追求する姿勢は、今やチームのアイデンティティそのものだ。一昔前のアジアの戦いにおいて、日本の弱点は常に「サイズ不足」と「インサイドでの劣勢」と語られてきた。
しかし、今の日本はその弱点を補って余りある運動量とプレッシャーで相手のペースを乱す。1試合あたりの3ポイントシュート試投数は世界トップクラス。確率は単なる数字の記録ではなく、相手ディフェンスの陣形を外へと引き伸ばす強力な戦術兵器となった。コート上の5人全員がリングを狙う恐怖。それが対戦相手に重圧を与え続けている。