駅ホームの点字ブロックにある「謎の1本線」とは?転落防ぐ驚きの真相を徹底解説
駅のホーム縁端部に敷設されている点字ブロックにある1本線の突起は、視覚障害者に対して「こちら側がホームの内側(安全なエリア)である」と足裏や白杖の感触で明確に伝えるための目印です。この設備は「内方線付き点字ブロック(内方線付き視覚障害者誘導用ブロック)」と命名されています。
従来の警告ブロックは、単に丸いドット(点状突起)が一面に敷き詰められているだけでした。そのため、「足元がホームの端にある危険な場所だ」と認識することはできても、自分が線路側を向いているのか、それともホームの中央側を向いているのかを足の裏の感覚だけで直感的に判断するのは極めて困難でした。方向感覚を誤って前進してしまえば、そのまま線路へ転落する危険と隣り合わせだったのです。
そこで考案されたのが、格子状に並ぶ点状突起のホーム内側側の一列を繋げて「1本の突起ライン」にした内方線です。白杖で叩いた際や靴底で踏んだ際に、突起の方向性を瞬時に把握できるため、駅ホーム内側の見分け方として決定的な効果を発揮しています。