御霊前の書き方|ボールペンは本当にNg?中袋と薄墨ペンの正解を徹底解説
不祝儀袋の筆記具選びで恥をかかないためには、慶弔用の筆ペンを1本家庭に常備しておくことが最善の備えです。
数ある筆記具の中でも特におすすめなのは、大手文具メーカーが展開している「慶弔両用ツイン筆ペン」や「専用うす墨筆ペン」です。代表的な製品として「ぺんてる 筆 うす墨 XFL3L」は、毛筆に近いしなやかな穂先で本格的な薄墨の風合いを再現できるため、長年愛用されています。また、毛筆の扱いに慣れていない方には、ペン先が硬めでサインペンのようにコントロールしやすい「ゼブラ 筆サイン〈うす墨〉」や「パイロット 瞬筆(慶弔用)」が適しています。
もし通夜の直前で薄墨の筆ペンが手に入らず、手元に濃い黒の筆ペンしかない場合は、以下の応急テクニックが有効です。
- 筆先の墨をティッシュで吸い取る:筆先に含まれる墨をティッシュペーパーで軽く抑えて減らし、かすれ気味の柔らかい筆致にする。
- 筆先に少量の水を含ませる:毛筆タイプの場合、筆の先端に水を数滴なじませることで、濃墨を簡易的に薄墨の色合いへと近づける。
ただし、コンビニエンスストアでは24時間体制で薄墨筆ペンや印刷済み不祝儀袋が販売されていることが多いため、斎場へ向かう道中で調達するのが最も確実です。