元おニャン子から外務政務官へ!生稲晃子が歩む波乱万丈な現在地
彼女の足跡を振り返る上で欠かせないのが、一時代を築いたアイドルグループ「おニャン子クラブ」での活動だ。さらに工藤静香らと共に結成したユニット「うしろ髪ひかれ隊」でも中心メンバーとして脚光を浴びた。グループ解散後も数々のドラマに出演し、大ヒット作『キッズ・ウォー』シリーズなどでお茶の間の人気を獲得。順風満帆に見えた芸能界でのキャリアだった。
しかし、30代後半で人生の大きな試練に直面する。乳がんの発覚だ。通算5度の手術と長期にわたる再発防止治療。壮絶な闘病生活を強いられた。世間に隠しながら仕事を続けた経験は、彼女の生き方を根本から変えた。「病気と向き合いながら働く人の力になりたい」。その切実な思いが、長年親しんだ表現者の道を飛び出し、政治の世界へ挑む強い動機となったのだ。