昭和不良カルチャー誕生の真相!現代エンタメへ受け継がれるDna
「当時はルールも何もない。ただ自分たちの存在を証明したかっただけだ」——都内で行われた独占取材に応じた元暴走族幹部の男性(68)は、当時の空気感をそう振り返る。1970年代から80年代にかけて吹き荒れた若者の反逆旋風は、急速な経済成長を遂げる日本社会に対する、言葉にできない焦燥感や苛立ちの表れでもあった。
今回の取材で判明した未解禁の実態によれば、単なる粗暴な集団と見なされがちだった彼らの中には、極めて厳格な縦社会の掟や仲間内での義理人情が存在していた。この「強烈な仲間意識」と「居場所を求める孤立感」の相克こそが、後に映画やドラマで描かれるドラマチックな群像劇の骨組みとなったのだ。