政治スキャンダルの現在地:山尾志桜里と倉持麟太郎が投げかけた「公と私」の境界線【2026年検証】
その後、山尾氏は2021年の衆議院選挙に出馬せず、表舞台の政界から身を引く決断を下した。政界引退後は「菅野志桜里」名義での対外活動も含め、対中政策や人権外交、国際法的観点からの人権擁護運動へ軸足を移している。永田町の政治家という枠組みを外れたことで、より自由度の高い言論活動を展開しているのが特徴的だ。
一方の倉持弁護士も、弁護士業務の傍ら、憲法や法制度に関する論考の発信を継続。メディア出演や執筆活動を通じ、表現の自由や実務的憲法論の普及に努めてきた。騒動から時間を経た現在、両者は政治的・法的な専門性を武器に、それぞれのフィールドで持続的な社会発言を続けている。