資生堂の株価回復は那須工場が握る?生産再編と投資家の注目ポイント
株式市場において、資生堂(4911)の銘柄分析を行う上で避けて通れないのが、中国市場の消費減退や免税売上の伸び悩みを受けた業績の踊り場局面です。過去数年間の資生堂の業績推移を振り返ると、売上高の拡大フェーズから、固定費削減とプレミアムスキンケア事業への集中による利益率改善フェーズへと舵を切っていることが明確に読み取れます。
直近の資生堂の株価は底値圏を模索する展開が続いてきましたが、構造改革の進展とともに下値の堅さも見え始めています。市場が最も注目しているのは、抜本的な事業ポートフォリオの見直しが進む中で、中核事業であるプレステージスキンケアがどれだけ営業利益を押し上げられるかという点です。