自転車5キロは何分?実測データで判明した「きつい」本当の理由
自転車5キロは何分?実測データで判明した「きつい」本当の理由について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
「スピードが出るスポーツバイクを買ったのに、会社まで30分近くかかってしまう」。通勤を始めたばかりのビギナーが漏らすこの戸惑いには、都市工学的な明確なカラクリが存在します。それが信号待ち所要時間影響です。
都市部の幹線道路では、約200〜300メートルおきに信号交差点が設置されています。警視庁や交通工学の研究データによれば、都市部の走行時間全体のうち、およそ20%〜30%の時間が停止時間(赤信号・一時停止)に費やされているという計測結果が公表されています。時速20kmでスムーズに走っていたとしても、赤信号に5〜6回引っかかるだけで、停止時間は容易に6〜8分積み上がります。
さらに歩道と車道の段差、歩行者の急な飛び出し、左折巻き込みを狙う車両への警戒など、安全運転を徹底するほど平均速度は強制的に引き下げられます。結果として、純粋なペダリング時間15分に待機時間10分が加算され、自転車5キロ所要時間の実態は「25分〜30分」に着地するのが現実的な見立てです。