最高記録はおしん?歴代朝ドラ視聴率ランキングとヒットの裏側

最高記録はおしん?歴代朝ドラ視聴率ランキングとヒットの裏側とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

平成時代に突入すると、連続テレビ小説のトーン&マナーにも明確な変化が現れ始めた。重厚な一代記から、爽やかで身近な日常や地域創生をテーマにした作品が増加した。その代表格が、2001年に放送された『ちゅらさん』だ。沖縄県八重山諸島を舞台に、ヒロイン・恵里の成長と家族の絆を描いた本作は、平均視聴率22.2%を記録。空前の沖縄ブームを引き起こし、続編が制作されるほどの支持を得た。

さらに2013年、平成の朝ドラ史に燦然と輝く転換点となったのが『あまちゃん』である。宮藤官房長官ならぬ宮藤官官九郎が脚本を手掛け、能年玲奈(現・のん)が主演を務めた本作は、岩手県北三陸を舞台に海女を目指す少女の成長を描いた。ポップカルチャーや80年代アイドルソングを大胆に取り入れた演出は、従来の高齢層中心の視聴者層を一気に若返らせた。

能年玲奈のフレッシュな演技と「じぇじぇじぇ」というフレーズは流行語大賞を受賞。劇中歌のヒットや関連CDの爆発的売上など、テレビの枠を超えたクロスメディア展開が成功した。単にリアルタイムでテレビ画面を見るだけでなく、SNSで実況しながら楽しむという、新たな視聴スタイルの原点となった作品である。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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