母乳の出し方完全ガイド!出ない理由と助産師直伝の痛まない搾乳法
赤ちゃんがうまく吸えない時や胸の張りを和らげたい時には、適切な搾乳技術が役立ちます。手絞りを行う際は、乳頭そのものを引っ張るのではなく、乳輪の外側(乳頭から約2〜3cm奥)にある基部を親指と人差し指の腹で挟み、胸壁側へ軽く押し込んでから指をすぼめるように圧をかけます。皮膚を滑らせて擦るのではなく、乳腺組織をリズミカルに圧迫するのが痛みを伴わずに母乳を出すコツです。
搾乳機を活用する場合は、サイズ選びと吸引圧の設定が極めて重要です。カップ(さく乳口)のサイズが乳頭に対して小さすぎると摩擦で皮膚を傷め、大きすぎると乳輪まで過剰に吸い込まれて浮腫(むくみ)の原因になります。最初は「最弱の吸引圧」かつ「早いリズム(刺激モード)」でオキシトシンの反射を呼び起こし、母乳が滴り始めてからゆっくりとした深い吸引リズムへと切り替えると、乳腺を傷めずにしっかりと絞りきることができます。