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五線譜が読めなくても楽器が弾ける魔法の表記法が「TAB(タブ)譜」ですが、読み方の基本ルールを押さえておかないと運指の混乱を招きます。

【タブ譜の基本ルール(ギター・ウクレレ・ベース共通)】

タブ譜に描かれている横線は「楽器の弦」を表しています。ここで初心者が最も間違えやすいのが「上下の反転」です。

  • 最上段の線: 1弦(最も細く、最も高い音が出る弦)
  • 最下段の線: 6弦(ベースなら4弦、ウクレレなら4弦など、最も太い弦)
  • 線の上に書かれた数字: 押さえる「フレット番号」(「0」は指で押さえずに弦を弾く開放弦)

線の上に「3」とあれば、「その弦の3フレットを押さえて弾く」という意味になります。複数の数字が縦に並んでいれば、それらを同時に弾く「和音(コード)」を意味します。

【タブ譜依存が生む落とし穴:音楽認知心理学的な視点】
タブ譜は「視覚的にどの指をどこに置くか」を指示する道具に過ぎません。音楽心理学の研究でも指摘されている通り、数字を目で追うことだけに脳の認知リソースを使い果たすと、「自分が今どんなリズムで、どんなピッチ(音程)を鳴らしているか」を聴き取る聴覚フィードバックが疎かになります。
タブ譜はあくまで指の位置を確認するためのガイドとして使い、原曲の音源を繰り返し聴きながらリズム感を身体に馴染ませることが、挫折を防ぐ決定的なポイントです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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