甲子園にコールドがないのはなぜ?大差でも終わらない真相と2026年ルール激変
かつて甲子園のドラマを彩り、同時に多くの悲劇を生んできたのが雨天コールドだった。7回終了後に突然の豪雨で試合が成立し、反撃の機会を奪われたまま甲子園を去ったチームは数知れない。敗者の悔しさと無念さは、昭和から平成にかけての高校野球史に深く刻まれてきた。
その歴史に終止符を打ったのが、日本高校野球連盟が決断した継続試合(サスペンデッドゲーム)の全面導入だ。天候不順で中断した場合、日を改めて中断した場面から再開するシステムへ移行したことで、理不尽な幕切れは回避されるようになった。だが、遠方から遠征してきている地方校にとって、滞在費の増大や日程の圧迫といった新たな現実的リスクをもたらしているのも事実だ。