川底に煌めく一粒の夢!神奈川で大人が熱狂する砂金採り最前線
神奈川県内で実際に成果を上げている採取地として、二大河川の存在を外すことはできない。一つ目は、丹沢山系から豊かな流砂を運ぶ相模川の中上流エリアだ。特に愛川町から厚木市北部にかけての河川敷は、川が大きく蛇行するポイント(ポイントバー)が多く、比重の重い鉱物が堆積しやすい。増水後に砂利が新しく入れ替わった直後は、絶好の狙い目となる。
もう一つの大本命が、足柄平野を貫いて相模湾へと注ぐ酒匂川である。山北町や松田町周辺の渓流・中流域は、川底に岩盤(基盤岩)が露出している場所が多い。岩の割れ目や窪み(ポットホール)には、何年分もの金が天然の罠にかかるように蓄積している。川幅が狭まり、水流の速度が急激に落ちる「流れの死角」を丹念に探すことが、採集成功への最短ルートだ。