紅白歌合戦に海外勢が出る本当の理由!歴代サプライズとギャラの裏側
毎年秋口になると発表される出場歌手のリスト。その中で海外勢が存在感を放つ最大の理由は、NHK紅白歌合戦 選考基準 理由として公式に示されている3つの柱の運用方法が、時代とともに大きく進化した点にあります。
NHKが明示している基本基準は以下の3点です。
- 今年の活躍:CD・レコード・DVDのセールス、ストリーミング配信数、ダウンロード数、動画再生回数、カラオケランキング等の定量的データ。
- 世論の支持:NHKが実施する「7歳以上の全国数千人を対象とした世論調査」の結果、およびWebアンケートデータ。
- 番組の企画・演出:番組のテーマに合致しているか、時代を象徴するステージを創出できるか。
かつては地上波テレビでの露出度や国内CDショップのオリコンチャートが選考の中心でした。しかし現在、Billboard JAPANの総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」をはじめ、Spotify、Apple Music、LINE MUSICといったストリーミング指標が極めて重視されるようになりました。その結果、日常的にランキング上位を独占するグローバルグループや海外アーティストが、定量データにおいて国内アーティストを凌駕する現象が日常化しています。
さらに、NHKの経営戦略上の最重要課題である「若年層(Z世代・アルファ世代)の視聴者獲得」と、ネット同時配信・見逃し配信サービス「NHKプラス」の利用拡大が直結しています。海外アーティストの登場は、リアルタイムでテレビを見ない層を画面の前に引き戻し、X(旧Twitter)等のソーシャルメディアで世界的なトレンドを生み出す起爆剤として機能しているのが実情です。