喉の奥のブツブツは病気?痛くない赤・白いできものの正体と受診目安

喉の奥のブツブツは病気?痛くない赤・白いできものの正体と受診目安とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

痛みを伴う急激な変化や、特定の形状を持ったブツブツには、専門的な治療を要する疾患が潜んでいます。

発熱と強い喉の痛みを引き起こす代表格が溶連菌感染症の喉の症状です。A群β溶血性連鎖球菌に感染すると、喉の粘膜が鮮紅色に腫れ上がり、口蓋垂(のどちんこ)周辺に点状の出血斑(小さな赤い斑点)や、舌にイチゴのようなブツブツ(イチゴ舌)が現れます。リウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症を防ぐため、迅速検査と適切な抗菌薬の服用が必須です。

夏風邪の代表例であるヘルパンギーナの水ぶくれにも警戒が必要です。コクサッキーウイルスなどの感染により、口蓋垂の周りや軟口蓋に直径1〜2ミリの小さな水疱が多発し、それが破れて浅い潰瘍を作ります。特に小児に多いですが、大人が感染すると強い喉の激痛と高熱で飲食が困難になることも珍しくありません。

一方、痛みなく徐々に形成されるできものとして咽頭乳頭腫の初期症状が挙げられます。これはヒトパピローマウイルス(HPV)などが関与する良性腫瘍で、喉の粘膜や声帯近くにカリフラワー状・イボ状の突起物が現れます。初期は無症状ですが、大きくなると声のかすれや嚥下障害を引き起こすため、専門医による切除や経過観察が必要となります。

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