皇居の芝生でピクニックはOk?東御苑と外苑の飲食・シート制限を徹底解説
東京駅や二重橋を訪れた観光客が目にする、広大な白砂青松の景観。この皇居前広場に広がるクロマツと芝生のエリアは、環境省皇居外苑管理事務所が管理しており、一般来園者の芝生内への立ち入りは原則禁止(進入禁止の案内表示あり)となっています。
立ち入りが禁じられている最大の理由は、約2,000本に及ぶ歴史的クロマツの根系保護と土壌保全にあります。観光客が芝生を踏み固めてしまうと、土中の空気が欠乏してクロマツの根が窒息し、枯死に至る危険性が学術的にも指摘されています。また、国の象徴的空間としての静穏と景観美を維持する目的も兼ね備えています。
そのため、皇居外苑で休憩やランチをとる場合は、舗装された歩道沿いに設置されている石製ベンチや休憩所の利用に留めるのが鉄則です。芝生に腰を下ろしたりレジャーシートを敷いたりした瞬間、巡回警備員や警察官による退去指導の対象となります。