イオン化傾向の覚え方を徹底解説!語呂合わせと反応性の完全まとめ
酸との反応において、受験生が最も失点しやすい例外が不動態の形成です。イオン化傾向の上では水素より左側に位置し、本来なら酸に溶けるはずの金属が、特定の酸と接触した瞬間に緻密な酸化被膜を表面に作り、反応が止まってしまう現象を指します。
不動態を形成する代表的な金属は、Fe(鉄)、Al(アルミニウム)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)、Co(コバルト)の5つです。不動態の覚え方としては、「手(Fe)に(Ni)ある(Al)クロ(Cr)コ(Co)」という語呂合わせが極めて効果的です。
これらの金属は濃硝酸や熱濃硫酸などの強力な酸化剤に触れると即座に不動態化します。定期テストや入試の引っかけ問題として「鉄に濃硝酸を加えると激しく気体を発生して溶解する」といった誤文選択肢が頻出するため、確実に見破れるようにしておきましょう。