ミドリガメの寿命は40年超?「人間並みに長生き」巨大化と規制の真相

ミドリガメの寿命は40年超?「人間並みに長生き」巨大化と規制の真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

長年親しまれてきたミドリガメを取り巻く法的枠組みは、2023年6月1日施行の外来生物法改正によって根本的な転換点を迎えました。生態系への甚大な被害を防ぐため、アメリカザリガニとともに「条件付特定外来生物」へと指定されたのです。

2026年現在も適用されている条件付特定外来生物の飼育規制において、既存の飼い主が知っておくべき決定的な法定義務は以下の通りです。

まず、現在飼育している個体をそのまま飼い続けることは合法であり、環境省への許可申請や届出は原則不要です。また、無償での譲渡(里親探しなど)も認められています。しかし、最も重い刑事罰が科されるのが「野外への放出・放流」です。

ミドリガメの野外放流禁止と罰則は厳格そのものです。外来生物法第16条に基づき、飼い主が川、池、お堀、公園の池などにミドリガメを放した場合、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金(法人の場合は最高1億円の重科)が科されます。「持て余したから近所の池に逃がす」という過去の安易な投棄行為は、今日では立派な犯罪として取り締まりの対象です。

生態系保全の現場を取材すると、河川敷や農業水利施設においてアカミミガメが在来種であるニホンイシガメの生息域や産卵場所を圧迫し、水生植物を根こそぎ食い尽くす被害が深刻化しています。法規制の真の狙いは、飼い主から愛亀を取り上げることではなく、「一度迎えた命を最期まで家庭内で完結させる」という覚悟の制度化にあります。

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