『君の名は。』テッシーの魅力とその後!結婚の真相や裏設定を徹底解説
作中最大のハイライトの一つが、町民を避難させる口実を作るために敢行した中部電力糸守変電所の爆破です。高校生が国家レベルのインフラ施設を破壊するという前代未聞の作戦を、なぜテッシーは躊躇なく実行できたのでしょうか。
その根底には、彼の家系が深く関わっています。テッシーの父親は、町の土木・建設を一手に引き受ける「勅使河原建設」の社長であり、町長である三葉の父・宮水俊樹とも癒着に近い政治的繋がりを持っていました。テッシーは幼少期から「将来は跡を継ぐもの」と決めつけられ、閉塞感に満ちた糸守町で生きることに強い窮屈さを抱えていたのです。父親が現場で使用する発破用のダイナマイトを持ち出し、町を停電させた行動は、三葉を救うためであると同時に、敷かれたレールと腐敗した旧態依然の町に対する彼なりの激しい反逆でもありました。