相楽伊織の選抜はなぜ1度だけだったか|『命は美しい』抜擢と現在
選抜常連の座を掴むことは叶わなかったものの、アンダーへ合流した後の相楽は、アンダーライブの熱狂とクオリティを底上げする中核メンバーとして不可欠な存在感を示していきます。当時の乃木坂46アンダーライブは、武道館公演を成功させるなど単なる選抜の控え集団ではなく、泥臭い熱量とパフォーマンスで独自の支持層を築き上げていました。
相楽のキャリアを語る上で欠かせない象徴的なトピックが、13thシングル『今、話したい誰かがいる』のアンダーメンバーから選抜された5人組ユニットサンクエトワール 相楽伊織の存在です。中田花奈、中元日芽香、寺田蘭世、北野日奈子、そして相楽によって構成されたこのユニットは、楽曲『大人への近道』を発表。王道アイドル然としたビジュアルの完成度と高い歌唱力はファンから絶大な支持を集め、フリーライブには数千人が押し寄せるなど、表題曲選抜に匹敵するムーブメントを生み出しました。
また、相楽が参加した相楽伊織 アンダー楽曲は多岐にわたります。『別れ際、もっと好きになる』『嫉妬の権利』『シークレットグラフィティー』『ブランコ』『風船は生きている』『My rule』など、シリアスなダンスチューンから情熱的な楽曲まで、長身としなやかな四肢を活かしたパフォーマンスで後方からアンダー全体のダンスクオリティを支え続けました。