カーリースはデメリットだらけ?途中解約と残価精算の罠・後悔防ぐ選び方
「カーリースは頭金不要で維持費込みだからお得」という宣伝文句は、財務的見地から検証した場合に成立するのでしょうか。車両価格250万円クラスの同一車種・同等グレード(5年/60ヶ月利用)を基準として、主要な調達手段ごとの実質的な負担額とリスク構造を比較検証した結果が以下のデータです。
数値データを冷静に精査すると、マイカーローン購入比較において決定的な差となるのは「契約満了時の車両売却益(リセールバリュー)」の帰属先です。リース会社は車両の仕入れ、税金の納付代行、車検手配といった事務コストに加え、金利相当額(リース料率)を手数料として上乗せしています。
銀行系マイカーローンで実質年率2〜3%前後の融資を受け、5年後に車両を中古車市場で売却した場合、手元に残る売却代金を差し引いた「実質負担額」はマイカーローン購入の方が50万円以上安く抑えられる計算になります。月々の支払額を平準化する利便性の対価として、利用者は相当額のプレミアムを支払っている事実を認識しなければなりません。