嵐の名曲決定版ランキング!神曲と知られざる制作秘話を徹底解剖
シングル表題曲が嵐の「外向きの顔」であるならば、シングルのカップリング(C/W)やオリジナルアルバム収録曲は、嵐の「音楽的探求の実験場」でした。長年グループを追うコアファンが「神曲」と称賛する楽曲群には、時代を先取りしたサウンドメイキングが凝縮されています。
語り継がれるカップリングの最高峰『Still...』と『Season』
ファンの間で「嵐の最高傑作」と呼び声高いのが、2007年のシングル『Happiness』に収録された『Still...』です。爽やかなピアノリフから始まるミディアムナンバーでありながら、別れと新たな旅立ちを描いた切ない世界観が特徴です。特筆すべきは櫻井翔によるラップ詞で、「車輪が回り始めたら 旅は始まってしまう」という情景描写は、卒業や転勤など人生の節目を迎えるリスナーの涙腺を刺激し続けています。
また、2009年のシングル『Everything』に収録された『Season』も、日本の四季の美しさと儚い友情を描いた屈指の名曲です。「ひらひらと 花が舞うころ」という情緒豊かな歌詞と、大野智の透明感あふれるフェイクが美しく重なり合います。
アルバムに眠る名盤・名曲たち:『Time』『untitled』が拓いた新境地
嵐のアルバム史を語る上で外せないのが、2007年の名盤『Time』と2017年のコンセプチュアル作『untitled』です。
- 『Love Situation』(アルバム『Time』収録):ファン投票でも常に上位にランクインするファンクポップ。ライブでの2組に分かれた緻密なダンスフォーメーションと、松本・二宮・大野・櫻井・相葉の掛け合いが絶品です。
- 『Miles away』(アルバム『Are You Happy?』収録):大野智がボーカルディレクションを担当したバラード。5人の声の重なり、美しい高音ハーモニーが堪能できる至高の1曲。
- 『「未完」』『Song for you』(アルバム『untitled』収録):クラシック、ジャズ、ヒップホップを融合させた組曲形式への挑戦。アイドルの枠組みを完全に超越した圧倒的な音楽的完成度を誇ります。
ライブ会場を最高潮に熱狂させる「定番アゲ曲」
嵐のライブの代名詞とも言えるのが、会場全体が一体となるキラーチューンです。『Carnival Night part 2』(アルバム『ARASHIC』収録)のC&R(コール&レスポンス)や、メンバー作詞の『エナジーソング〜絶好調超!!!!〜』、そしてデビュー曲を攻撃的にリアレンジした『Re(mark)able』など、スタジアムや5大ドームの空気を一瞬で掌握する爆発力は、彼らのステージングの真髄です。