猫がふみふみ&ゴロゴロ鳴く真意とは?獣医が明かす本音と危険サイン
「ゴロゴロ音=幸せの合図」という認識は広く定着していますが、獣医臨床の現場では真逆のケースもしばしば遭遇します。猫は極度の恐怖、激しい痛み、あるいは死期が迫った重篤な状態のときにも、低く一定のリズムで喉をゴロゴロと鳴らし続けることがあるのです。
この場合のゴロゴロは、自分自身の心拍を落ち着かせ、痛みを緩和するための「自己治癒反応」と考えられています。低周波の振動(約20〜50Hz)には骨密度を高め、組織の回復を早める効果があることが近年の研究でも示唆されています。目を細めてリラックスしている様子がなく、瞳孔が開いていたり、体が強張った状態で喉を鳴らしているときは、隠れた病気やケガを疑う警戒が必要です。