目の裏に虫が入った!?眼球の構造から暴く真相と安全な取り出し方
Q1:虫が入った直後、明らかに激痛があったのに急に痛みが引きました。放置しても平気ですか?
A1:痛みが引いたからといって安全とは限りません。異物が角膜から移動して知覚の鈍い結膜嚢の奥に挟まっただけの可能性や、角膜の知覚神経が麻痺して一時的に痛みが引いているケースがあります。虫の破片が内部に残っていると遅れて重篤な感染症を起こすため、違和感や充血が少しでも残るなら受診を推奨します。
Q2:夜間に虫が入って周囲の眼科が閉まっています。救急車を呼ぶべきでしょうか?
A2:生命の危機に関わる病態ではないため、通常の救急車要請は適切ではありません。まずは人工涙液や生理食塩水で静かに洗い流し、目をこすらないよう保護してください。救急安心センター事業(#7119)や地域の夜間休日救急当番医に電話相談し、翌朝一番で近隣の眼科を受診するのが標準的な対処手順です。ただし、劇薬や化学物質を吹きかけられたような激痛と急激な視力消失がある場合は、救急対応可能な総合病院へ連絡してください。
Q3:まぶたをひっくり返して綿棒で虫を取るのは危険ですか?
A3:白目(結膜)の部分に乗っている虫を、濡らした綿棒で「そっと吸着させて取る」程度であれば問題ありません。しかし、黒目(角膜)の上にある異物を綿棒で触る行為は絶対に避けてください。角膜上皮を削り取り、かえって傷を悪化させます。また、乾いたティッシュペーパーの角で目を突く行為も、繊維が目に残ったり角膜を突いたりするため極めて危険です。