写真から場所を特定する技術と手口|瞳の反射やExifの危険性と対策
デジタル写真の内部には、Exif(Exchangeable Image File Format)と呼ばれるメタデータが埋め込まれています。このデータには、撮影日時やカメラの機種設定だけでなく、GPSによる正確な緯度・経度情報が含まれるケースが多々あります。
パソコンのプロパティ画面や専用の写真Exif位置情報確認アプリを使えば、誰でも瞬時に撮影地点を地図上にプロット可能です。主要なSNS(XやInstagramなど)では投稿時にExifが自動削除される仕様が一般的ですが、ブログサービスや掲示板、ファイル共有ツールではデータがそのまま保持される場合があるため注意が必要です。
さらに脅威となっているのが、Googleレンズや画像検索機能を持つ無料サイトの進化です。風景の一部を切り取って検索にかけるだけで、類似した建築物や特徴的な内装の店舗が瞬時にリストアップされます。テキストの手がかりが一切ない画像であっても、人工知能が建物の外観パターンやタイルの配置を照合し、瞬く間にロケーションを割り出してしまうのが実情です。