なぜサンリオは「脱キティ依存」で過去最高益を達成?最新決算の真相を徹底解説
ハローキティ誕生50周年を超えてなお、その熱狂は衰えるどころか熱量を増している。北米をはじめとする海外市場では、レトロカルチャーへの再評価とY2Kファッションの流行が完璧に噛み合った。ハリウッドセレブや海外インフルエンサーが日常的にサンリオキャラクターを身につける光景は日常となり、若者の「マストアイテム」としての地位を揺るぎないものにしている。
単なる「懐かしのキャラクター」にとどまらないマーケティングの妙がある。Z世代の心理を突き、トレンドの変化に合わせてデザインのトーン&マナーを柔軟に変化させるスピード感。これが、現地パートナー企業との提携を爆発的に増やす原動力となった。物売りのビジネスから「ブランドの貸与と共創」へのシフトが、驚異的な利益率を生み出すエンジンになっている。