【衝撃】ナメクジを食べた人に何が起きた?罰ゲームの代償と寄生虫の真実
事件の舞台は、オーストラリア・シドニーの静かな住宅街。友人たちと談笑していた当時19歳のサム・バラード (Sam Ballard) 氏は、庭で見つかった一匹のナメクジを前に「これを食べられるか」と挑発された。若さゆえの悪ノリ。彼はためらうことなくそれを飲み込んだ。誰もがその場の笑い話で終わると思っていたが、事態は最悪のシナリオへと転がり始める。
体内に侵入したのは、広東住血線虫 (Angiostrongylus cantonensis) という寄生虫だった。本来はドブネズミを最終宿主とし、ナメクジやカタツムリを中間宿主として繁殖する病原体だ。生きたまま口に放り込まれたナメクジから放たれた幼虫は、消化管を突破し、血流に乗ってサム氏の中枢神経系へと到達したのだった。