ラグビー日本代表の韓国人選手|具智元と李承信が示す誇りと国籍の真相
日本代表における多国籍編成や韓国ルーツの選手たちに対し、世間やスタジアムのファンはどのような眼差しを向けているのでしょうか。ネット上の反響やスタジアム取材を通じて見えてくるのは、かつてのステレオタイプな偏見が完全に払拭され、圧倒的なリスペクトへと昇華している現実です。
象徴的だったのは、2019年W杯のアイルランド戦およびスコットランド戦でした。相手の超重量スクラムを真っ向から粉砕し、途中交代のベンチで負傷の痛みに耐えながら男泣きした具智元選手の表情に、列島は熱狂しました。SNS上では「国籍なんてどうでもいい。あんなに日本のために体を張ってくれる選手を応援しない理由がない」「具くんの涙を見て本気度が伝わった」という称賛の投稿が相次ぎ、X(旧Twitter)のトレンドを席巻しました。
また、李承信選手に対する評価も極めて高いものがあります。プレッシャーがかかるゴールキックを沈めた際に見せる鋭い眼光と、ノーサイドの瞬間に浮かべる人懐っこい笑顔のギャップはファンの心を掴んでいます。掲示板や知恵袋などでは稀に「なぜ韓国人選手が入っているのか」という素朴な疑問が投稿されるものの、それに対してすぐさま熱心なラグビーファンから「彼は日本生まれで、誰よりも日本のラグビーを背負っている」「ルールを正しく知れば疑問など吹き飛ぶ」といった客観的かつ温かい解説が寄せられる光景が定着しています。