日本語の「4」はなぜ不吉?「し」と「よん」の違いと忌み数の真相
Q1:なぜ「4月」は「よんがつ」ではなく「しがつ」と読むのですか?
A1:カレンダーの月名は、古代中国から暦法が導入された際に漢数字の音読み(1月から12月まで:いちがつ、にがつ、さんがつ、しがつ……)で制度化されたためです。公的な体系として完全に定着したため、現在でも「しがつ」が正式な標準語となっています。ただし、電話口などで「7月(しちがつ)」との聞き間違いを防ぐために、あえて「よんがつ」と言い換える実務上の工夫は広く行われています。
Q2:「4時」を「しじ」と読むのは間違いですか?
A2:現代の標準日本語では間違いです。「4時」は「よじ」と読むことが文法規則として確立しています。「しじ」と発音すると「指示」「支持」「死者」などの名詞や、「7時(しちじ)」と混同しやすいため、大和言葉の語幹「よ」を用いた「よじ」が唯一の正解となります。
Q3:現代の日本の新築マンションやホテルでも4号室は完全にありませんか?
A3:完全になくなったわけではありません。超高級ホテルや伝統的な旅館、医療機関では依然として4や42を欠番にする配慮が続いていますが、近年建設された一般向け賃貸マンションやビジネスホテルでは、建築管理や案内板の合理化を優先し、101、102、103、104……とそのまま連番で配置する物件が主流になっています。