実践倫理宏正会は怪しい?朝起き会の実態と宗教疑惑・退会法を完全暴露
実践倫理宏正会の中核を成す活動が、毎朝早朝5時から全国各地の会場(倫理会館など)で開催される通称「朝起き会」です。まだ薄暗い時間帯から会員が集い、「朝の誓約(ちかい)」を唱和し、会員同士が日々の生活改善や家庭内での実践体験を壇上で語り合う「体験発表」が行われます。
歴史的な発端を辿ると、本会は1953年に創始者である上廣哲彦(うえひろ てつひこ)によって設立されました。上廣氏はもともと丸山敏雄氏が創設した「社団法人倫理研究所」で活動していましたが、後に路線対立などから独立し、実践倫理宏正会を立ち上げた経緯があります。教えの根底にあるのは「親孝行」「夫婦和合」「明朗・愛和・喜動」といった日常道徳の実践であり、特別な神仏を崇める形式は取っていません。
法的な区分として、実践倫理宏正会は文部科学省所管の流れを汲む「一般社団法人」として登記されており、税制上の優遇措置を受ける「宗教法人」ではありません。神道や仏教のような特定の偶像や経典を持たず、あくまで「生活倫理の学習・実践団体」という看板を掲げています。しかし、毎朝の早起きを「魂の鍛錬」と位置づけ、創始者親子の講話録を熱心に輪読する様式は、客観的に見れば新宗教に近い精神的結束力と共同体規律を帯びているのが現実です。