相乗積とは?粗利を最大化するプロが教える計算式と実践法

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相乗積の計算方法は極めてシンプルです。現場ですぐに使える基本公式は次の通りです。

相乗積(%)= 売上構成比(%)× 粗利益率(%)÷ 100
※小数点で計算する場合は「売上構成比(割合)× 粗利益率(割合)」となり、百分率に戻すと同値になります。

実際のスーパーマーケットやアパレルショップを想定した3部門のモデルケースで確認してみましょう。

部門売上高(構成比)粗利益率相乗積(粗利貢献度)現場の評価・分析部門A(集客目玉品)500万円(50.0%)15.0%7.50%売上の半分を占めるが利益貢献は限定的部門B(主力定番品)300万円(30.0%)35.0%10.50%店舗全体の粗利を最も支えている大黒柱部門C(高付加価値品)200万円(20.0%)50.0%10.00%構成比2割ながら部門Bに匹敵する利益貢献店舗合計1,000万円(100.0%)-28.00%合計相乗積=店舗の総合粗利益率(28.0%)

上記の通り、相乗積を合算すると「7.50% + 10.50% + 10.00% = 28.00%」となり、店舗全体の粗利益率と完全に合致します。売上構成比が最も高い部門Aではなく、中程度の売上で高粗利を確保している部門Bや、売上構成比20%の部門Cが店舗の稼ぎ頭であることが一目瞭然です。

エクセル(Excel)での算出テクニック

実務でエクセルを用いる場合、売上構成比列(例:B列)と粗利益率列(例:C列)を作成し、D列に「=B2*C2」と入力するだけで相乗積が算出できます。また、全体の総合粗利益率を一発で求めたい場合は、=SUMPRODUCT(B2:B4, C2:C4) 関数を使用すると極めて効率的です。

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