相乗積とは?粗利を最大化するプロが教える計算式と実践法
相乗積の計算方法は極めてシンプルです。現場ですぐに使える基本公式は次の通りです。
相乗積(%)= 売上構成比(%)× 粗利益率(%)÷ 100
※小数点で計算する場合は「売上構成比(割合)× 粗利益率(割合)」となり、百分率に戻すと同値になります。
実際のスーパーマーケットやアパレルショップを想定した3部門のモデルケースで確認してみましょう。
上記の通り、相乗積を合算すると「7.50% + 10.50% + 10.00% = 28.00%」となり、店舗全体の粗利益率と完全に合致します。売上構成比が最も高い部門Aではなく、中程度の売上で高粗利を確保している部門Bや、売上構成比20%の部門Cが店舗の稼ぎ頭であることが一目瞭然です。
エクセル(Excel)での算出テクニック
実務でエクセルを用いる場合、売上構成比列(例:B列)と粗利益率列(例:C列)を作成し、D列に「=B2*C2」と入力するだけで相乗積が算出できます。また、全体の総合粗利益率を一発で求めたい場合は、=SUMPRODUCT(B2:B4, C2:C4) 関数を使用すると極めて効率的です。