御堂筋線でモバイルバッテリー発火!混雑する車内の状況と避難策
スマートフォンやPCを日常的に持ち歩く現代社会において、ポータブル電源は欠かせないインフラとなった。しかし、その内部に凝縮された高エネルギーの取り扱いには重大なリスクが潜んでいる。電子機器・リチウムイオン電池産業の技術リポートによると、リチウムイオン電池は極めて密度の高い電気エネルギーを蓄えているため、構造破壊が起きると一気に熱が解放される特性を持つ。
特に恐ろしいのが「熱暴走」と呼ばれる連鎖反応だ。衝撃や強い圧迫、内部ショートによって電池セルが異常加熱を起こすと、内部の電解液が気化して可燃性ガスが発生。一気にケースを突き破り、数百度の高温ガスとともに激しく発火・破裂する。通勤ラッシュ時の満員電車では、外部からの予期せぬ物理的圧力やカバン同士の押し付け合いが内部セルの破損を引き起こし、発火の引き金となった可能性が専門家から指摘されている。