【最大40.5M】東北地震の津波の高さは?衝撃の記録と真相を徹底解説
三陸沿岸のリアス海岸と、仙台湾に広がる平野部とでは、津波の振る舞いと被害形態が大きく異なりました。各自治体における代表的な痕跡高・遡上高の記録は以下の通りです。
【各地の主な津波記録(痕跡高・遡上高)】
・岩手県宮古市(重茂姉吉):遡上高 40.5m
・岩手県大船渡市(三陸町綾里):遡上高 40.1m
・岩手県陸前高田市:浸水高・痕跡高 15〜19m前後(市街地が壊滅的被災)
・宮城県女川町:遡上高 34.7m
・宮城県南三陸町(志津川):浸水高 15.5m(防災対策庁舎を大きく超冠水)
・宮城県仙台市宮城野区・若林区:浸水深 2〜5m前後 / 内陸約5kmまで浸水
大船渡市や陸前高田市の被害記録では、岬の先端や湾の最奥部で40m近い遡上高が確認された一方、市街地全体が15m以上の浸水高に飲み込まれました。南三陸町における津波の高さも旧市庁舎の屋上(約12m)を数メートル上回り、鉄骨だけを残して破壊し尽くす猛威を振るいました。
対照的に、平坦な地形が続く仙台平野の浸水範囲詳細を見ると、海岸線から内陸約5kmの深部まで津波が侵入しました。波の高さ自体は数メートル規模であったものの、減速せずに広大な農地や住宅街を水平方向に飲み込み、浸水面積は約322平方キロメートルという広範囲に及びました。