ユリの植え替え時期はいつ?翌年も美しく咲かせる最適タイミングとコツ

ユリの植え替え時期はいつ?翌年も美しく咲かせる最適タイミングとコツの基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

秋の植え替えを成功させるためのプロセスの第一歩は、開花直後の「花後のお手入れ」から始まっています。花弁が散り始めたら、子房(めしべの根元の膨らみ)を指で折り取る花がら摘みを速やかに行いましょう。種を作らせる無駄なエネルギー消費をシャットアウトし、球根の肥大に集中させるためです。

この際、茎や葉を途中で切り戻してはいけません。地上部をバッサリ切ってしまうと光合成ができなくなり、球根が壊滅的なダメージを受けます。茎と葉は枯れるまでそのまま残し、自然に枯れ上がったタイミングで地際から切り取ります。

掘り上げた球根は、乾燥させないことが何よりも大切です。ユリの球根は鱗片(りんぺん)が剥き出しになっており、数日空気に晒すだけで著しく活力を失います。

1. 掘り上げた球根の土を優しく落とし、枯れた古い根や傷んだ鱗片を取り除きます。
2. 病気予防として、ベンレート水和剤やオーソサイド水和剤などの殺菌剤を規定倍率に希釈した溶液に15〜30分ほど浸漬して消毒します。
3. 消毒後は日陰で表面の水分を軽く乾かします。
4. すぐに植え付けない場合は、湿らせたピートモスやおがくず、バーミキュライトとともにビニール袋に入れ、乾燥を防ぎながら冷暗所で一時保管します。

関連記事